唐子ペンギンシリーズ4
<唐子ペンギン> 中華椀(ライス・スープ皿)「蝶遊び」 限定70
絵柄の解説(一蝶さんのアトリエ便りより)
蝶を追い、戯れて遊ぶ無邪気なペンギンの唐子たちです。
ペンギンが持っているのは「唐団扇」(からうちわ)です。
松・梅・春蘭が描かれています。
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「唐子(百子)からこ(ひゃくし)」とは
子供を描いた文様で、唐時代から盛んになり、日本に伝わって
唐子と呼ばれました。
子孫繁栄、家運隆盛を表すめでたい文様です。
馥郁たる『紅梅』の香りをふりまいて歩くペンギンの絵柄。
百花の中でいち早く春を告げて咲く梅の花は
「清廉」「品格」「節操」を表す吉祥の印とされています。
『唐団扇』はお相撲の行司の他、美しい装飾が施されて
琉球の祝賀舞踊などでも見る事ができます。
『春蘭』は清らかで俗気を帯びない姿から
「菊、竹、梅」と組み合わせて「四君子」とされる吉祥花です。
『蝶』は幼虫から脱皮を繰りして、美しい蝶となることから
再生・復活のシンボルとして或いは、御霊の象徴とされる絵柄です。
器の底には茶目っけあるペンギン絵柄。
口縁をぐるりと取り巻く柏葉状の花卉文様。
『柏』の名の由来には「ご飯を盛る」という意味合いがあり、
古来より神事に使われるなど、縁起の良い絵柄とされています。
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